【 走行会における燃費について 】
| 「サーキットで全開走行なんてやったら、さぞかし燃費は悪いのでは?」 そう思っている方が多いのではないでしょうか?サーキット走行ではアクセルを思いっきり踏み込んで、エンジンはほとんど5000〜8000rpmでまわっているので、僕自身も「いったいどの位の燃費なんだろう?」と思っていました。 今回、サーキットに入る直前に満タン給油して、サーキット走行直後に再び満タン給油したので、走行会での走行距離と給油したガソリンの量が判明しています。ここではゴチャゴチャ言わず【給油量】=【消費量】として考えましょう。 走行距離 : 157 km 、 燃料消費量 : 38.7 L ただし給油スタンドからパドックまでの走行や昼飯買い出しの走行で合わせて約5km程度走行していると思われるので、まず走行距離から5kmを引きます。そして、通常走行だと僕のアコードSiRは10km/L走るのでこの5kmの走行で0.5Lのガソリンを消費したとしましょう。 そうすると ... 走行距離 : 152 km 、 ガソリン消費量 : 38.2 L これをもとに燃費を計算すると ... な、なんと燃費は 3.98 km/L !! ガーン、ガーン、ガァーン!!! ひどい、ひどすぎる! フツーに車を走らせているだけでも十分排気ガスをまき散らしているので、車に乗る人はみんな地球にとって害虫なわけだけど、ここまで燃費が悪いと King of GAICHU!・・・ちょっと後ろめたいものを感じるね。 ちなみに僕のアコードSiRは平成8年12月の購入以来、普段乗りで10.0〜10.5km/L、少し遠乗りをすれば11.0km/L以上の燃費です。加速時に少々VTECゾーンにブッ込んだぐらいじゃ、この燃費はかわらなかったんだけどねぇ。 ただし、最近は燃費を考えてチマチマ運転すると精神衛生的に良くないので、自分が気持ちよく走ることを第一にしています。おかげで燃費は10km/L前後と、少し落ちてますけどね。 さらに余談・・・ ちなみに世界最高峰の自動車レース「Fomula 1」に参戦する22台のF1マシンを考えてみると、エンジンは3000ccV型10気筒の自然吸気エンジン。絞り出す馬力は800馬力以上で、最高回転数は18,000rpmにも達するらしい。(・・・ということは1秒間に300回転!)だいたいアイドリング時からして7,000rpmでまわっているというから、並大抵の代物ではないということがわかりますね。 このスーパー・エンジンを搭載するF1マシンの燃費は、聞くところによると 1.3〜1.5km/L 程度らしい。 燃費だけを聞くと「すごい極悪」って思うだろうけど、よく考えるとこれってスゴイ。だって市販車の3000ccエンジンがF1エンジンのアイドル回転数と同じ7,000rpmでまわっているとすると、燃費って3km/Lもいかないでしょう?(その前に壊れるか?)僕のアコードSiR(2200cc)でさえ全開走行時3.98km/Lなんだから。 800馬力以上の高出力でありながら1.3〜1.5km/Lの燃費のマシンと、280馬力程度で3km/Lを(壊れないとすれば)稼ぎ出す市販車。しかもエンジン回転数には2倍の開きがある。 さすがに会社の威信をかけて莫大な資金を投じて参戦しているだけありますな。こうやって比較してみるとF1エンジンは見事な芸術作品です。 空力と軽量化との両立を図ったあのフォルムも素晴らしいエンジンがあってこそ「かっこいい!」と思えるわけで、あんなカッコの車が非力なエンジンを積んでノロノロと法定速度で走っていたら、果たして「かっこいい」と思えるだろうか?そしてあの鼓膜をつんざくエグゾースト・ノート。これもあの高回転エンジンがあってこその悩殺ミュージック。 F1マシンとは、あのエンジンがあってはじめて成立する人類が作り出した最高の芸術作品なんですね。(納得) Back 参戦記 |