四万十川を見ようツアー


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 毎年、友人とドライブ感覚で旅行に出かけるんだけど、今年はかねてより行きたいと思っていた『四国四万十川流域』に目標を定めて2泊3日でレッツらゴー!



 というわけで、いつものパターンで前日から友人宅へ泊まり込み、ガイド本などを見ながら「どういう経路で行こうか?」とか「ほかに見所はないか?」とか、夜遅くまで話し込む。だいたい前日から乗り込むと翌日以降の話で夜更かしをするというのが、僕たちの悪いパターンのようだ。(わかっているけど反省する気配なし・・・)

 話し込んだ結果、今回の旅程は次の通りに決定。



 1日目:九州道〜山陽道を走って尾道まで行き、本州四国連絡橋の尾道〜今治ルート(西瀬戸自動車道)を通って四国入りする。そして四国カルストを経由して四万十川流域へ。

 2日目:高知の桂浜、龍河洞(鍾乳洞)、あと適当に。

 3日目:ゴールドタワーと純金の便器を見学。讃岐うどんを食べる!そしてひたすら車を運転して帰ってくる。



 か、悲しすぎる。この日程の決め方はあまりにも悲しい。

 ・・・いや、四国に行って色々と見てまわるってのはいいんだけど、しっかりと計画できているのって何となく1日目だけのような気がしない?大の大人が2人で話し合った結果がこのいい加減な旅程・・・。う〜ん、この計画性のなさは自分のお金の使い方や人生そのものを物語っているようで、ちょっと悲しくもあり微笑ましくもある。

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 8月17日(土)、天気は非常によろしく絶好のドライブ日和。午前9時50分に友人宅を出発して近くのGSで給油をすませると、九州道に乗るべく八幡ICへと向かう。お盆で帰省していた人たちのUターン・ラッシュに遭遇するのではないかという不安もあったけど、車はわりと少なめ。王司PAで朝食をとり(10:50)、宮島SAで友人から僕に運転を交代(13:10)。そろそろ尾道に着くな、というところでおもむろに地図を広げる。


 「山陽道と西瀬戸自動車道はつながっているんだろうか?」


 地図を見ながら友人と出した結論は...「つながっていない。」


 瀬戸中央自動車道は山陽道とつながっていたけど、尾道〜今治ルートは瀬戸中央道よりもっと後になってできた橋なのでまだ山陽道とつながるところまではいってないんだろう、というのが友人と僕の考えだった。仕方なく尾道ICで山陽道をあとにして(14:20)、一般道をノロノロとダンゴムシのように突き進む。途中、工事中の場所がジャマをして西瀬戸自動車道へと曲がる所を通り過ぎて海まで出てしまうというハプニングはあったものの、何とかたどり着く。

西瀬戸自動車道



 ところがこの『西瀬戸自動車道』というのがとんだ曲者だった。





 僕らはてっきり「一本の大きな橋が島々を土台にして、本州と四国を一気に貫通している」と思っていたんですよ。そしたらこの橋、途中の島々でいちいち途切れてやんの。お陰で有料道路に乗ったと思ったら一旦島におりて島の一般道を走り、そしてまた次の島へと向かう有料道路に乗る・・・。これの繰り返し。





本州四国連絡橋

西瀬戸自動車道
(尾道〜今治ルート)
 西瀬戸尾道〜生口島北 18.0km 1,450円
 生口島南〜大島北 16.1km 1,750円
 大島南〜今治 12.5km 2,050円
合   計 46.6km 5,250円



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 いや、あのね・・・、料金とられても、それが少々高くても、瀬戸内海に大きな橋を架けてるんだからそれなりに利用者がお金を払うのは当然。・・・当然と思っているのでべつにいいんだけど、でもこの距離と料金の関係っておかしくねぇか!?(建設コストとかの関係なんだろうけどね)

 まあ百歩譲って料金の件は水に流そう。しかし・・・時間のくいすぎだ。
西瀬戸自動車道

 写真でわかるように、有料道路下部は生活道路として使われていた。そういった役割があるのは理解できるけど、それでもせめてインターチェンジ方式にして欲しかったな。島に下りない車はそのままスーッと通れるように。以前に瀬戸中央道を渡って四国に行ったことがあるけど、その時のイメージからはほど遠いぞ。島の一般道を走り回ったお陰で、無事に四国へと渡ったのはいいけど時刻は既に午後4時前・・・。今から四国カルストをぬけて四万十川河口付近まで行けるんだろうか?(自分たちが出発した時間が決して早くないということは、この際棚に上げておこう。)


 何もわからない僕たちにできることはひたすら車を運転することだけ・・・。悲しい、悲しすぎるぞ。前日夜の話し合いに何の計画性もなかったことが早くも僕らのドライブ旅行にプチ・ダメージを与える。



 それにしても四国は相変わらずすごいな。平地からちょっと山手へ入っていくとそこはもうちょっとした山岳地帯。四国カルストへ向けて車を進めるということは当然山の中へと入り込んでいくことになるんだけど、とにかく道は曲がりくねってて、しかもメチャメチャ狭い。そういう道路がしばらく続く、どころかずーっと続くんだから運転にもけっこう神経を使う。

 ただ、その秘境めいた風景以上に驚かされるのが、そういった場所に何の前触れもなく現れる橋ゲタ。一体どこから来てどこへつながるのか、地図を見ても理解不能。まぁ橋ゲタができているということは、いずれはその上に橋がのっかるんだろうからどこかの道路とつながるんでしょうけどね。こういった場所に巨大な構築物を造ること自体スゴイと思うけど、そのためにバカでかい重機をここまで運んできたというのが輪をかけてスゴイ。ホント、この狭い道路をどうやって通ってきたんでしょうね?(まさか空輸?)





 さて、やっと四国カルストへ。


四国カルスト

  午後6時40分

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  げーっ!!

  もう、夕方やんけ!!!






 こりゃあ、どう考えても四万十川河口まではたどり着けないぞ。いや、河口どころか中村市(河口から10kmほど上流)にたどり着くことすら不可能とみた。



     ズガーン

        クリティカル・ヒットォォォ!!



 「今回のドライブ旅行は『四万十川を見ようツアー』じゃなかったのか?」



 計画性のなさが半端じゃないことが証明された瞬間だった。いや、これまで歩んできた人生で既に証明済み、わかりきったことをわざわざ検証したといった方が正しいかもしれない。(何もこんな場所に来てまで検証しなくても・・・)


 仕方なく進路を西にとる二人。目指すは高知市の西約25km、土佐湾に面した須崎市。


 ひたすら車をとばしてホテルに着いたのは午後8時50分。ホテルを見つけてチェックインし、「さて、晩飯をどうしようか?」と友人とホテルから出てみる。ホテルの付近には何軒か食事ができるところがあったけど、友人と僕の一致した意見は、「ゆっくりと落ち着いて食えるところがいい。


 この条件を満たしているこの付近の店といえば...「ジョイフル」


 結局いつもといっしょじゃねーかよ!(せっかく四国まで来たんだから郷土料理を食べよう、とかいう気はないのかねぇ?)でもね、ハッキリ言ってこれが一番落ち着くわけですよ。だって、“いつもといっしょ”なんだから。おかげでゆっくりと食事ができました。全国チェーンよ、ありがとう。

 さてと、ホテルに戻って明日の予定でも決めようかな。 僕たちの旅行は、予めだいたいの行き先は決めておいて詳細は前日に決めるというのが恒例。今日は友人の部屋にガイド本を持ち込んで地図とにらめっこ。
 今日たどり着くことができなかった四万十川へ明日行くことができるかどうか?これが最大の焦点だったんだけど、ホテルフロントのオッチャンに聞いてもけっこう時間がかかるって言ってたし、仮に時間をかけて行ったとしてもまた高知市方向に戻ってこなくてはならない状態になるので、そうなると時間がもったいない。う〜ん、やはり今回は無理か・・・。
 結局、【桂浜〜龍河洞〜大歩危・小歩危〜丸亀】ということで翌日の日程を組む。1日目で目標に達していないので、2日目が果たしてこの通りに行くのかどうか一抹の不安が・・。・





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